大学入試制度変革が始まり、早慶・MARCH などの付属高校への人気が近年高まっています。付属校の推薦入試を受けようと考えたとき、それは同時に自分の進む道をしっかり考える良い機会になります。県公立・県内私立入試とは異なり、大学付属高入試に関しては、首都圏の同学年の生徒全体がライバルです。大学付属高校へ進学すると、今後が依然不透明な大学入試制度に左右されることなく自分の目指す道・学部に進むことができ、幅広い交友関係、高校を超えた活動ができる充実した3 年間にプラスして大学での4 年間も過ごすことができます。その反面、何も考えずに決めてしまうとモチベーションが保てず、自分を律しきれずに思い通りに進まないまま過ごしてしまい、付け焼刃の面接練習だけで合格してもやりたいことが見つからない危険性も伴います。
一口に推薦入試といっても、
@教科別試験が課される形式
A当日、自由度の高い質問に面接で答えていく形式
Bほぼ1日かけて、集団討論や教科の枠を超えた説明力を求めるペーパーテストを交え、様々な視点から生徒さん本人を見ようとする形式
など、さまざまな形があります。
確かに、全国レベルの表彰経験や生徒会役員などのリーダーシップがあると有利かもしれませんが、「日常的な経験、学校での経験から得た学び」「自分を客観的に見つめた信念」「社会を見極め、大学進学・社会人となった後を見据えた志望理由、今後取り組みたいこと」を明確にすることで、合格をつかんだ生徒さんが大勢います。
このコースでは、付属高推薦を考えている中3 の生徒さんに、高校を超えた大学の学部・学習内容につながる内容を、生徒さん一人一人の志望に対して個別対応で進行します。この時点で、生徒さんがしっかりとした意気込みを持っていてくれないと、先に進めません。生徒さんにも推薦入試対策専用のノートを作って考えてもらい、その場限りの口から出た言葉ではなく、思考を深めていってもらいます。悩んだりつまずいたときには、メールやLINEで逐次連絡を取り、個別にアドバイスに応えます。そして実践面接練習を通じ、言わされているような、紙に書いてあるものを朗読するような志望理由や自己アピールではなく、自分の言葉として語れるように練習していきます。
内容
1:なぜその高校に行きたいのか? 大学や学部について考える
2:中学までの経験を洗い出し、ごまかさずに自分の興味や強みを考え、伝える
3:自己推薦書の書き方-正しい日本語の運用・客観的な視点・現代社会との関連
4:面接実践練習
【担当講師】 溝邊
ラサールで中3国語選抜・高等部国語クラスを担当
高校入試では開成・慶應女子・筑波大付属・お茶の水女子大付属・慶應志木・早稲田本庄・早稲田高等学院など合格実績。
推薦入試でも、慶應志木・早稲田高等学院・中大杉並など合格多数。
大学入試では、東大・京大・一橋・旧帝大(阪大・東北・北大)合格者を多数輩出。早慶上智・GMARCH。
医学部入試でも、小論文・自己推薦書指導で国立大医学部に合格実績。
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